施設長と自生園のご縁　～今井施設長編～

　今井施設長（特養・居宅）の自生園で働く前のお話です。職員でもご存じの方は少ないのではないでしょうか。

今井施設長はご実家が中能登町の繊維工場で、家を継ぐことを考え金沢工業高等専門学校に行き、工業機械や工業経営などを学んだそうです。学生時代はハンドボールで活躍されインカレ４回出場、実業団から誘われたほどだったとか。卒業後は繊維産元商社の織物工場に勤務され、その後結婚して小松市に移り住み、金沢にある車のガラス会社に就職しました。

自生園を知ったのは29歳の時。北國新聞の記事で、「那谷寺が福祉事業の建設用地を決めた」という内容で今の自生園の場所を指差す理事長が載っていたらしいです。家の近くに老人ホームがあってよく知っていたこと、景気に左右されない安定した仕事、ということもあり応募しました。

自生園設立当初は、ゼロからのスタートで大変苦労されたそうです。「不可能を可能に」をモットーに、困っているお年寄りのために一生懸命働きました。今も自生園で勤めることが幸せだと話され、「困っている人を助けたい」と思う理事長の崇高な考えを大切にされていることがわかりました。

来週は「福田施設長と自生園のご縁」の記事を予定しています。ぜひ来週もチェックしてください！

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なんかいいね。自生園！