自生園について
理事長挨拶

 

理事長 木崎 馨山(きざき けいせん)

 

ホームページ立ち上げにあたり、自生園に関わりをもつ皆様にご挨拶申し上げます。

 近年心配すべきことは、我が国をグローバルな視点でとらえると、危険な変化のうねりが襲ってくるというのに、経済界や政治・行政世界の大多数の人が気付いていないことであります。

 地球温暖化の事実は、欧州の大多数の人が既に気付いていて、国家をあげて人類の危機のために対応しようとしているのに、今だに、社会の基となる自然の崩壊が目の前に迫っても、国のGDPを最優先にして、エネルギーの大放出を続けている国、それが日本・米国等です。  

 不思議なことに、地球環境はこのままであるとの前提にたって、我が国の社会保障や医療福祉が組みたてられていることです。

 暗い話をしたくないのですが、地球温暖化のポジティブ・フィードバック「雪だるま式」悪循環が始まりかけていて、あと10年もたないとのIPCCの報告があるというのに、未来の地球環境悪化による、次世代の社会保障のシミュレーションが出来ていないのです。

 少子高齢化・労働人口減少に加えて、経済活動の限界から、全般に渡る秩序を保ち、地球環境のため制御された社会での社会保障・医療・福祉は如何にあるべきか、真剣に考えなければなりません。

以前、環境保全しながら持続可能な発展という言葉がありましたが、宇宙の理法からいえば、絶対に不可能なことです。我々は必ず縮小する社会へ向わなければ、孫たちの生存権を守ることができません。石油が安くなることを望む人は、大量に使用してしまいます。我々は将来のために深く洞察することが必要です。

 競争の原理が最優先された結果、貧富の格差が増大し、高齢者や若者ニートを中心に貧困層が増加していますが、国は既に、社会福祉事業は貧困の救済を脱したと言っています。しかし現実では逆の方向に進みつつあります。

  社会福祉にたずさわる者は、もう一度社会福祉の精神とその原点を大切にし、社会からおしこまれてしまった人達のためにを前提に、本来の使命を全うすべきです。
 
 自生園はどのような時代にあっても、利用者が満足してもらえる施設介護・地域支援・地域密着サービス・社会貢献事業を継続し、そのために常に学び生長する職場関係を大切にしていきます。
 
 尚、国・地方の財政が厳しくなるなかで、自立した経営を目指し、将来も活動が持続できる計画をしています。

 しかし、いずれか混迷の時代がやってきます。かつて沈みゆく国、英国は今は世界の優等生です。英国では福祉を一般職と見なしつつも、社会からおしこまれてしまった人達のためソーシャル・エンタープライズNGOを立ち上げました。我々は視野を広く諸外国から学ばなければと思うこの頃です。

 
基本理念
 
自生園基本人材像