自生園の立地

自生園（上荒屋地区）がどこにあるかご存じですか？所在地は小松市上荒屋町ソ４番地１０で、自動車博物館とゆのくにの森を線でつないだとき、中間あたりに位置します。坂の上にあり、自然に囲まれ四季折々を濃く感じられる施設です。自生園がなぜこの場所に作られたのか、前回に引き続き今井施設長（特養・居宅）にお聞きしました。

当時この土地は丸紅商事（芙蓉カントリー倶楽部）所有の、山が連なった場所だったそうで、自生園を建設するために山を削り、埋め立てて整備されました。ではどうしてこんな山の間に建てることになったのでしょうか。それは自生園を建設するにあたり、①まとまった広い土地であることと②那谷寺に近い、という2つの条件を満たす場所を探していたのですが、最終的に上荒屋が最適としてこの場所が選ばれました。

自生園の始まりは養護で、特養本館→つどい→特養新館→特養嵯峨野（新館２階）、と増設されていきました。現在、館内はバリアフリーなので、山の上に建っているなんて想像できないですね。

余談ですが、この土地は硬い岩石でできており地盤が強いそうです。建物は岩石を削った上に載るように設計してあるので、頑丈な施設になっています。

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なんかいいね。自生園！

昔の自生園（画：理事長）

現在の自生園

自生園開設当初

中庭では季節の花々を楽しめます