養護（盲）老人ホームとは？

養護老人ホームは養護が必要な環境上の理由及び経済的理由により家庭での生活が困難な65歳以上の高齢者のための措置施設です。目的は高齢者の自立支援なので、介護を必要としない身心が元気な方が主に入居されています。

養護とは、養育し保護すること。対象者が日常生活において不都合がないように、自力で生活ができるように支援、教育することです（ウィキペディア「養護」より引用）。もともとは児童を中心に用いられていましたが、現在では障がい者や高齢者も含めるようになりました。

自生園の養護は養護（盲）老人ホームなので、「視覚障がいを有するもの」という要件が加わります。施設では高齢視覚障がい者が生活しやすいように、手すりや点字ブロックが整備されており、職員もアイマスク体験等を実施し視覚障がいの専門性を学んで支援を行っています。

入居費は市町村が負担しますが、一部は本人からも徴収されます（例外もあります）。徴収額は利用者の収入から必要経費（国民健康保険料・租税・医療費等）を引いた金額を基に、市町村が決定します。参考ではありますが、障害基礎年金を受給している利用者では月に5万円程度を負担する方が多いようです。

※詳しく養護（盲）老人ホームの入居について知りたい方は、お住まいの市町村にご相談ください。

自生園についてお問合せはこちら　　代表：(0761) 65-1800

参考

・ウィキペディア　https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A4%8A%E8%AD%B7

・全盲老人連・盲老人援助マニュアル編集委員会　盲老人援助マニュアルQ＆A　

・公益社団法人　全国老人福祉施設協議会　高齢者の生活を守る養護老人ホーム

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