南の広場へお散歩

養護では天気の良い日は入居者様が数名集まって、南の広場をお散歩するのが恒例となっています。散歩道には手すりがついており、全盲の方でも安全に自由に歩くことができます。また「においの散歩道」とも呼ばれ、春はジンチョウゲ、夏にはクチナシ、秋はキンモクセイなどの花たちが四季折々の香りで楽しませてくれます。

慈眼観音を頭の先から足元まで撫でてスキンシップでご挨拶。「腰の位置が高いから足が長くてスタイルのいい方やわぁ」「私たちを見守ってくださいね」と、観音様との会話もかかせません。

しばらく歩いた後は、藤の木の下にあるベンチに座り、お茶とおやつで一休み。気持ち良い風を感じながらのお茶は最高だそうです。

お揃いのポシェットを提げて仲良く歩かれる姿は、職員まで微笑ましい気持ちにさせてくれます。これからも散歩で足腰を鍛えて、元気に過ごしていただけたらと思います。

※入居者様の許可を得て掲載しています

なんかいいね！自生園